不安も心細さも、いずれ力に
マイメロさんのおはなし（画像：ホームページより）
「きっと〇〇さんは、いろーんなことができるようになってる途中なんだね。
明日はどんなことができるようになるかな。あさってはどうかな。
わぁ、楽しみだね。」
（１１月１６日のマイメロセラピーより）
この日のおたよりは、最近一人暮らしを始めたという方から。
「毎日不安なことばかりで全く生活に慣れない。今まで家族にとっても支えられてたんだと思った。夜もなかなか眠れなくて、失敗ばかりで落ちこんでいる。」
という内容でした。
私もそうだったなぁ。わかるわかる、と思いながら聴いていました。
もう２０年以上も前のことだけど、今でもその時の心細さははっきりと思い出せるし、
両親のありがたさをこの時ほど感じたことはありませんでした。
最初は料理もうまく作れなかったし（いや、今もそんなにうまくはないけど😅）、いつも緊張して暮らしてたなぁ。
マイメロさんのおはなしのように、慣れてくれば少しずつできることは増えて、
家事は適当よい加減にできるようになるし、周りの助けを借りながらも自分のペースで楽しく暮らせるようになります。
不安は少しずつ小さくなって、「一人暮らし、なんて快適なんだ！」と思える時がくるでしょう。
でもあえて、最初の不安や心細さ、家族への感謝はちゃんと感じて、
何年たってもその気持ちを忘れずにいてほしいな、自分もずっとそうでありたいな、と思います。
家族と周りの人への感謝の気持ちや、失敗を重ねながらも少しずつ自立している事実は、
いつも自分自身の力になるし、他の誰かの励みになることもあるから。
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