プカプカの日記

日々おだやかに、すこやかに

志茂田景樹さんといえば

 

突然ですが、志茂田景樹さんといえば、どんなイメージでしょうか。

 

先日、派手な蛍光色×柄のズボンを履いている人をみて、隣にいた同僚が

志茂田景樹みたい!」と言いました。

私は、わぁ、志茂田景樹なつかしい~(失礼💦今も現役です)

昔よくテレビに出ていた奇抜なファッションのおじさんだよね(さらに失礼💦)

というイメージでした。

作家であることは知っていましたが、どんな作品があるかはよく知らず(重ね重ね失礼💦)、どんなお人柄なのかもあまり知りませんでした。

 

という出来事があって数日後、なんとテレビに出ていました。

わぁ、志茂田景樹テレビに出てる!このタイミングすごいね、と少なからず奇跡を感じながら観たのは、NHK・Eテレの「SWITCHインタビュー達人達」という番組。

フォトグラファーのヨシダナギさんという方と対談していました。

(昨年10月のアンコール放送でした。)

 

いくつか印象に残るお話がありましたが、そのひとつが志茂田さんの

「夢がないというけれど、本当はあるんです。あれもこれもやらなければ、という中で一時的にやりたいことが隅っこに追いやられているだけ」という話。

たしかに日々あわただしく過ごしていると、次はこれ、次はあれ、と日々のあれこれをこなすことだけで精一杯。やりたいことが見えにくくなりますが、

少し余裕ができると、今日はこれをしようかな・・・とふとやりたいことが思いついたりします。

少しペースを落とし、スペースを空けることで、やりたいことがはっきり見えてくるのだと感じます。

 

先の見通しを立てにくい今、不安や焦りを感じるのも無理のないことです。

予定していたことが中止になったり、仕方ないとわかっていてもがっかりしてしまうこともあります。

そんな時こそ、あえてペースを落としてみると、本当に大切なことがおのずと残るのかもしれません。

行事の中止などで空いてしまったスペース(心と時間と)も、暮らしを見直し、これからの生き方について考える機会にすることができます。

しばらくは外に出にくい状態が続きそうですが、

隅っこに追いやられている夢に気づくための貴重な空白と考え、あえてペースを落としてみようと思います。

 

志茂田景樹さんは、Twitterで若者の悩みに答えることもしているのですね。

今回初めて知りました。

対談中も、語りはやさしくアドバイスが的確で、観ているこちらまでカウンセリングを受けているような安心感を抱きました。

志茂田さんに対して「奇抜なファッション」に加え、「心やさしく頼れるおじさん」というイメージが加わりました😊