ゆる~い絵から感じたこと
特別展「日本の素朴絵」ーゆるい、かわいい、たのしい美術ー
を、観てきました。
ゆる~い禅画や彫刻、「釈迦誕生仏立像」などの数々に、
ひとりで終始ニヤニヤしてしまいました。
仙厓の禅画は以前から好きで(単純に好き。全く詳しくはない)、
「指月布袋画賛」など一目みて顔がゆるんでしまいますが、
実は奥深い教えがこめられていたり、
耳鳥斎(にちょうさい)の脱力系の絵は、今回初めて知り虜になりそうですが、
実は生真面目な作者が緻密に描いたのではないか、といわれているなど、
ゆるいとかたいは紙一重で、
作り手に揺るがない芯があるからこそ、ゆる~い世界が生まれるのかもしれないな・・・
と感じました。
そんな私は絵心全くないのですが、
たぶんいろんな場面でいえることだろうな・・・と。
9月1日まで開催、もう一度行ってじっくり鑑賞したいな。
また違った見方ができるかもしれません。
でも、またひたすらゆるゆる観ているだけだったりして。